JY-STORAGE

光の指の

光の指の喜び

そこにすべての時間が集中していた

見渡す限りの地平

ありとあらゆる反対側を貫いて

──この世が手に入れられなっかった産声たち

取り残された無数の思惑が

すやすやと眠る胸の内側──

──はじけ散る波のとどろきを背後に感じながら

歌が 過去の歌が

無名の眼差しが

自らを焼き尽くす輝きに吸い込まれていって

あるいは生きた人々もまた

自らの生きたへその緒を探り当てて

──僕らは静かになった

星になった 無垢になった我を忘れた──

そしてそれを君は「愛らしい」と言う

僕らは可笑しい

物語に生きる者

そう

僕らはずっとずっと

ずっと若い

光を求めている

老いた憧憬

眠りゆく希望

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